夫婦間の一大事

ストレスと一言で言っても その内容や程度はさまざま
もしかしたら、自分たちは子どもを授かることができないかも・・・

“夫婦間の一大事”ですよね 


不妊原因がない、
 分からないということに漠然とした不安を感じる。

・どうしようもないことと分かりながらも
 自分や人間の無力さを思い知らされる。

・生理が来るたびに落ち込む。

不妊治療を受けることで感じる 心の痛み。

不妊治療や 検査を受けることや 副作用で感じる体の痛み。

・治療にかかる費用について心配。

・経済状況に不安を感じる。

・周囲の無理解と関心の無さ。

・周囲の無意識からくる言葉や態度に 心が傷つくこと。

・周囲へ秘密にしているモヤモヤ感。

・周囲の妊娠報告。

・子ども連れに嫉妬や焦燥を感じる。

・両方の親からの有言無言のプレッシャー。

・治療と仕事を両立することの困難さに直面。

・夫との意見や価値観の相違。

・度重なるショック、無力さからマイナス思考になってきた。

・親の介護&看病との両立に心配。



これらは
“日常的に頻繁に遭遇する出来事”です。


あなたは 何回 うなずきましたか?



体外受精を受けている女性の心は 治療成績を左右します。

例えば、
治療の内容や手順について過度な心配をする女性、
治療のために時間をとられることで、
仕事に支障が出ることを過度に心配する女性は、
採卵後の受精率が低くなり、
治療にかかる費用について経済的な心配を過度にする女性は、
出産にまで至る確率が低くなるというのです。

また、不妊治療を休んだり、やめた途端、自然に授かったという話しは、
本当に、よく聞くものです。

医学的にはストレスが不妊の原因になるとは、
どの教科書にも書かれていませんが、
心の状態が妊娠する力に影響を及ぼすことは間違いなさそうです。

ところが、そんな大切なことなのにもかかわらず、
なかなか授からないことで感じるさまざまな心の状態の変化を、
単に“不妊のストレス”という、
十把一絡な表現をされたり、
そして、その対処法を、
単に“発散して、解消しましょう”という、
漠然とした方法論で片付けられているように思えてなりません。