生理周期による体質改善の流れ

わたしの基礎知識の復習ですので、はぶいてくださって結構です

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(1)月経期(生理出血中:生理初日から約5日間)
この時期は、月経周期のスタート期です。
分厚い子宮内膜をしっかり溶かして掃除し、子宮内のリフレッシュをはかります。生理出血がスムーズに排泄されず生理痛がひどかったり、だらだらと出血が続くタイプの方は特に、この時期の改善が重要です。
基礎体温の変化でみると、高温期から低温期への移行がスムーズでなかったり、低温になったものの次の日にまた高温になったりと基礎体温が安定しなかったりすることが多いようです。「補血」「活血」(血行促進)効果のある漢方薬を中心に用います。
また、生理の時は風呂、シャワー、洗髪は冷えを招くので控えた方がいいようです。
食事:活血→血の巡りをよくするものを摂取。
消化の良い物、温かいもの、小食に(揚げ物や甘いもの、冷たいものは控える)
紅花、サフラン、茄子、酢、ウナギ、蟹、タコ、黒砂糖、黒胡麻、シナモンなど良い。

暮らし:激しいスポーツなどせずに、ゆっくり過ごす工夫をする。マッサージなどの刺激は避け、15〜30分の軽い運動(ヨガやストレッチ)をすることで循環障害を抑えることが出来る(体内のリンパや消化器や血の流れを滞らせない働きをする)

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(2)低温期(卵胞期:卵子が育つ時期)
生理出血の多い時期が終わったら(生理5日目くらいから)卵胞期に入ります。良質の卵子を育てる大切な時期で、十分な「血」と「潤い(陰)」が必要。 生理出血で消耗した「血」も急いで補わなければなりません。
陰血が十分でないと、卵胞の発育が遅れ、卵子の質が低下しがちです。その結果、排卵がスムーズに行われなかったり、排卵したとしても卵子の膜が老化しているので精子との合体が上手くいかなかったりします。
基礎体温の変化でみると、低温期がだらだらと長くなります。これを強化するために「補血」「補腎」作用のある処方でたっぷり補い元気な卵胞を育てる力をサポートします。
参照)⇒卵胞発育の改善
食事:補陰→カラダに潤いを与えます。
黒きくらげ、白きくらげ、くこ、白菜、梨、ぶどう、松の実、大豆類、牡蠣、卵など良い。
暮らし:マッサージなどで卵巣の血行促進を心がけましょう♪種子や実の漢方がいいようです。

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(3)排卵(低温期から高温期に移行する3〜4日間に排卵が起こる)
わずか3,4日の間に劇的なホルモン変化がおこる時期です。
卵胞が順調に育てば(直径18〜22mm)、卵胞から卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌がぐんぐん増え、この作用で子宮内膜増殖のペースも増し、頸管粘液の分泌も増えます。エストロゲン量がピークを迎えると、LH(黄体化ホルモン)が脳下垂体から大量に分泌され(LHサージ)勢いよく排卵がおこります。卵胞は黄体化し黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌するようになり体温が上昇します。
このような劇的なホルモン変化を中国医学的には、「陰」と「陽」が一気に動いて入れ替わると考えています。 基礎体温の変化でみると、3,4日のうちに、低温期の変動がやや大きく起こったと思うと高温期へと一気に移るのですが、ホルモン変化がスムーズに行われない場合は、低温期から高温期への移行に日にちがかかったり、排卵に失敗すれば、上昇するかと思えてもまた低温になったりします。
また、 イライラしたり緊張することが多かったりすると、プロラクチンというホルモンの分泌量が増えて、この劇的な変化を邪魔することがあります。
参照)⇒高プロラクチン血症
補気補血」しながら、「気血の流れ」を促す漢方薬でこれをサポートします。
食事:養血→カラダに血を養います。
なつめ、黒まめ、赤みの肉、レバー、黒きくらげ、黒胡麻、黒砂糖など良い。
暮らし:イライラしたり、緊張することが多いとプロラクチンというホルモンが分泌され体温の上昇を妨げます。「心の消化不良」を起こさない生活を心がけましょう♪また、動物系の生薬がいいようです。

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(4)高温期黄体期:子宮内膜に新鮮な血液が充満する)
受精卵が着床してしっかり育つように、子宮内膜はやわらかな厚みと新鮮な栄養にあふれ、温室のように温かい子宮を維持しなければならないステージです。
基礎体温の変化でみると、この時期の力が足りないと、低温期と高温期の差が0.4度C前後に満たなかったり、しっかり13〜14日間高温を維持できず、高温期半ばで体温が下がったり、後半でずるずると低温期に入ってしまったりします。「補血」と「温補腎陽」「補気」などの作用のある漢方薬で強化します。
食事:補陽→陽を補う。
クルミ、栗、海老、鶏、山芋、ウナギ、生姜、にんにく、牛肉、うずらの卵、キノコ、ニラ、シナモン、人参、シソなど良い。
暮らし:下半身の筋を伸ばすためのストレッチ、便秘に備えて繊維質をとる、イライラ予防にカルシウム、ビタミン、ミネラルを摂取する、出血に備えて鉄分を補給しておく…など暴飲暴食に気をつけ 十分な睡眠を心がけましょう。
高温期の過ごし方が記載されています。参考にしました♪

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1日の過ごし方
朝食前に朝日を浴びる深呼吸
→(朝日の中 散歩→体温が上がらない方は朝風呂)
→朝食
→出勤&活動開始

パソコンをしながらのナガラ食事&ティータイムなどはせず、食事に集中しましょう。食後30分は休憩しましょう。(食欲が無いときは無理して食事は摂らず、休憩だけしましょう)


→帰宅したら1日の汚れを落す(入浴)
→食前にヨガ
→軽い食事(20時までには食べ終わる。ヨーグルトや体を冷やすもの、揚げ物などは控える)
→(食後の散歩 15分ほど)
→家族団らん
→22時に就寝


だそうです。
ワタシは寝るのが早いので就寝時間は問題ないけど
朝も晩も散歩やヨガがいいようですね・・初耳だょ・・ワタシは遠慮したい でも、体質改善の為に たまには挑戦しようかなぁ



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