抗リン脂質抗体症候群

抗リン脂質抗体症候群は自己免疫異常の部類に入ります。
「抗リン脂質抗体」という抗体ができ血液が固まり、胎盤内に血栓が作られて、血管梗塞が起こり、赤ちゃんに充分な栄養や酸素が行き渡らないため死亡し流産につながるといわれています。


★治療法
自己免疫異常と同じ様にアスピリン療法、ヘパリン療法で血液を固まりにくくする抗凝固療法を行います。

妊娠の極初期からアスピリン、ヘパリンを投与して分娩1日前まで胎盤血液循環を維持し妊娠の継続を続けます。
副作用として骨粗鬆症とヘパリン惹起性血小板減少症があり、骨粗鬆症を防ぐために炭酸カルシウムを投与する場合もあります。

★食事
食生活に気を配り、血液の固まりにくい食事を心がけましょう。
インスタント食品やレトルト食品は控えたほうが良いでしょう。



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